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活動記録

循環型の生産システム アクアポニックスを視察

7月31日酷暑の中、県民所得アップ特別委員会の視察で「アクアポニックスシステム」を導入した施設を視察いたしました。


アクアポニックスとは、水産養殖の「Aquaculture」と水耕栽培の「Hydroponics」からなる造語です。この方法が画期的な点は、従来バラバラに行っていた養殖と水耕栽培の生産を同じシステムにしたところです。
その結果、水耕栽培の問題点である「栄養素が高い水を安定的に供給すること」と、水産養殖の問題点である「水底に溜まるフンの後始末」を同時に解決が図れるそうです。
冬季の耐雪設備を備えた施設栽培により、冬場の生野菜の供給が可能となり、従来の水耕栽培よりも低コストの運用が可能とのこと。今後も研究を重ね、冬場における農業収入の柱となっていくように関心を持ち続けてまいります。